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更新日 : 2026/10/13
【フィンランド旅行記】世界一のコーヒー大国で出会った、一人ひとりに優しい選択肢
先日、会社の夏休みとシルバーウィークを利用してフィンランドに行ってきたので、そこでの気付きを書いてみようと思います。
皆さん、フィンランドというとどのようなイメージがありますか?
北欧、高福祉国、サンタクロース、シナモンロール…
色々ありますが、私が訪れるうえで気になっていたポイントは「コーヒー愛飲家が多い」というところ!
フィンランドはコーヒー消費量が世界一という統計もあり、スウェーデンやデンマークも含めた北欧諸国には「フィーカ」というコーヒーブレイクの習慣もあります。
私も出社する時は必ず一杯はコーヒーを飲む派なので、フィンランドでも現地の味を楽しめたらいいなと思いながら10数時間のフライトを経て、憧れの地に降り立ちました。
まず、カフェでコーヒー系の飲み物を頼むと、ソーサーの上にちょこんと青い包み紙のチョコレートがついてくることがありました。
これは1891年にフィンランドで創業したFazer(ファッツェル)という会社のチョコで、スーパーに置いてあるのは勿論、同社が運営するカフェが街中にあるほどポピュラーな商品です。
青い包み紙が一番定番の味で、他にもブルーベリー味などがあります。日本人でも食べやすい味だなと思ったのと、「Geisha」という日本の「芸者」にちなんだ命名のフレーバーもあるので是非ご賞味あれ。(余談:GeishaというネーミングはFazer社長が1964年の東京オリンピックで訪日した際に日本文化に感銘を受けてつけたそうです)
フィンランドの飲食店はビュッフェスタイルの場所も多く、コーヒーはセルフスタイル。カフェでも食事は運んできてもらえるけど、コーヒーはセルフサービスというパターンもありました。コーヒーを1回頼めば飲み放題スタイルです。
コーヒー大国というと、素材の味を楽しむためにブラック派が多いのかな?と勝手に思っていたのですが、コーヒーポットの横には必ずミルクの容器もありました。ミルクは基本的にオーソドックスな牛乳と、オーツミルクの2つが最低でも置いてあり、ホテルの朝食ビュッフェになるとアーモンドミルク等様々な種類のミルクが並んでいることもあります。

なんでオーツミルクも一緒に置いてあるんだろう?と思っていたのですが、それと同じくらい、食事のメニューやビュッフェの大皿の横に「VG」や「GF」といった表示があることも疑問でした。
日本ではほとんど見たことがなかったのですが「VG」は「ヴィーガン」、「GF」は「グルテンフリー」を指します。他にもベジタリアン(VまたはVE)や、デイリーフリー(DF)という乳製品不使用という表示が併記されていることもありました。
オーツミルクはオーツ麦から作られる植物性ミルクなので、牛の乳、つまり動物由来の成分が含まれず、動物性食品をとらないヴィーガンの人はもちろん、体質的に乳製品を避けている人もデイリーフリーミルクとして飲むことができるのです。豆乳やアーモンドミルク、ライスミルクも同様です。
日本ではスタバのカスタマイズでたまにミルク変更をする程度の私ですが、個人の体質や信条、健康における価値観に応じた選択をしやすい環境というのが新鮮で、とても良いなと思ったフィンランド滞在でした。
国の規模も人口も異なるので、日本もフィンランドと同じように!とは簡単に言えませんが、大多数の人が口にしている食品に、「+αの選択肢を求めている人もいる」ということを知るだけでも自分の世界は広がるなあと思った次第です。