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作成日 : 2023/12/06
更新日 : 2024/04/01

ある1社員の休日 相馬野馬追編①

はじめに

 しばらくは昨年から通い始めた相馬野馬追についてゆるく書いていきます。初回である今回は相馬野馬追と移動経路のご紹介をメインで書きます。今後写真を上げることがありますが、機材はOM-D E-M1 mk3GR3、スマホのいずれかで撮影しています。

相馬野馬追とは?

 「相馬野馬追」という言葉をここで初めて知ったという方がいると思うので、少しだけご紹介。

福島県の浜通りに位置する相双地域のうち、旧相馬領(現在の福島県相馬市・南相馬市・双葉郡の一部)にある相馬三妙見社(相馬中村神社・相馬太田神社・相馬小高神社の3社を指す)の祭礼で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。祭礼というものの、神事に近いものは最終日に相馬小高神社で行われる野馬懸で、その前2日間は鎧兜をまとった騎馬武者の行列や競馬、3社のご神旗を奪い合う神旗争奪戦など、騎馬の教練に近いものが行われます。

参加する馬は競馬を引退したサラブレッドが多く、かつて重賞を勝った馬も、相馬野馬追に参加する場合があります。2023年までは7月の最終土日月の開催でしたが、猛暑などのため、2024年以降は時期を繰り上げて開催するようです。詳しくは こちら を参照してください。

 

相馬野馬追に行く理由

 2021年頃から流行りのゲームをやっており、そこから馬について興味を持ち始めたというパターンです。それまでは競馬場すら行ったことがなかった人間でしたが、ゲームをやり始めて競馬場デビュー、と言っても見に行くのは障害競走がメインです(2023年は結局行かずじまいなので直近で見たものは2022年の中山大障害)。

おそらくSNSで相馬野馬追を知ったのでしょう。「競馬場以外でも馬を見ることができるものがあるのか」と思い、軽く調べてみると非常に興味深かったため、夏休みを使って行くことにしました。写真も趣味としているので、動体を撮る感覚が鈍らないように、という理由もあります。

今回の経路

 東京から相馬に行く場合、

 ①東北新幹線で仙台→東北本線・常磐線で相馬
 ②仙台行きの特急で相馬

の2パターンを大体思い浮かべるかと思います。東北新幹線で福島へ行き、そこからバスという手段もありますが(この場合は原ノ町)、バスの本数がネックになりそうなので却下。

時期変更前(2023年7月)だったので、今回は前述した手段を使わず、北海道東日本パスを使ってひたすら常磐線で移動する行程にしてみました。東京を起点として、乗り継ぎは水戸・いわき・原ノ町の3カ所。いわきでの乗り継ぎで長時間待つことになる場合がありますが、食事の時間に充てることができれば個人的におすすめです(東京駅からだと所要時間は6時間半くらい)。

おそらく普通列車で仙台に行く場合、大体の方は東北本線を使っていくと思いますが、乗り換えが宇都宮・黒磯・新白河・郡山・福島と多く(その分途中下車をして食事等が摂りやすいか?)、白河の関辺りが非常にきつく感じるので、個人的には勿来の関を越えるのがいいかも、と思ったりしています。

帰りは仙台に寄り道して福島に宿泊。翌日そのまま東北本線で南下のつもりでしたが、福島での用事が思っていた以上に時間がかかってしまったので福島~宇都宮だけ新幹線を利用。やはり新幹線は速いです。

次回は相馬野馬追初日の話を。