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更新日 : 2025/10/28
ある1社員の休日 欧州編⑧ ウィーン観光

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ウィーン観光
滞在最後の日曜であるこの日はウィーン観光へ。当初は「観光地まわってクラシック聞いてオペラ観て」…なんて思っていましたが、猛暑と夕方の雷雨でそんなこと言ってられない状態でした。暑すぎたので観光地を1つに絞り、あとは街を散策し美味しいものを食べ、水道水を飲むことを目的に観光しました。ウィーンは水道水が飲めることで知られている街なのでせっかくならということで……どうやらそこら中に水飲み場ができるのは夏だけとのことでした。
ということでブラチスラバからウィーンで鉄道移動。1時間でウィーン中央駅に到着し、市内交通の24時間フリーパスを購入。欧州各国あるあるですが、切符は買ったら必ず打刻しましょう。
まずはカフェザッハーに移動。早速食事ですが、ここでは「オリジナル」のザッハトルテを食べました。ザッハトルテとウィンナーコーヒーのセットがあるのでそれを注文。セット売りしているということは観光客がこれをよく食べているのでしょう。いつかここのホテルに泊まってみたいですね。かなりお高い(為替だけでなく元々宿泊費も高い)ですが。オーストリアのザッハトルテは、日本ではデメルは食べることができるようです。デメルのザッハトルテはそのうち食べたいところです。
次にオーストリア国立図書館を見学。ここも「世界の美しい図書館」の一つです。プラハで見学した図書館よりも人が多く、なかなかに撮影が難しい。最終的に手持ちで魚眼レンズ+シャッター開放で撮影していました。これなら人が流れるのであまり顔がわからなくなるので(カメラの手振れ補正性能次第な部分あり)。個人的には図書館の内部よりも図書館へ続く階段脇にある石碑のようなものが気になりました。多分ラテン語で何か彫られているはず。
ここでトイレ休憩をして次は適当に散策。古代ローマの遺跡も見ました。この辺りに水を飲める場所があったので水を飲んでからペットボトルに給水し、腕と頭に水を当てていました。この日の最高気温が29℃で暑すぎでした。湿度は低いので過ごしやすいのですが……

その後、路面電車の撮影をしてカリーブルスト(ベルリン名物かと思ったらウィーンも名物だとか)を食べ、また中心部へ。だいぶ観光のモチベーションが下がったので、帰るかもう少し周るか迷った際に見かけた”FIAKER”の文字。近くに2頭立て馬車の乗り場がありました。せっかくなので乗ってみることに。20分60ユーロと40分105ユーロのコースがあったので、40分コースにしてみました。
馬車からウィーンの街を御者の解説付きで見て回るのは非常にいい体験でした。ただ、写真をかなり撮られます。途中、雨が降りそうだったので御者から20分コースへの短縮を提案され、承諾。費用は降りてからコースの費用を払えばよいらしく、値段はどの馬車でも同じ(白タクみたいなものはない)なのでちょっと贅沢したいならオススメです(4人で割ればかなり高い、とはならない値段ですし)。
馬車を降りてすぐに豪雨発生。短縮を受け入れて正解でした。この雨を受けてブラチスラバに戻ることに。今回ウィーンのお茶の水と言われる場所に行き忘れたのですが、短期観光としてはなかなかよかったかもしれません。ですがしっかり観光するならウィーン宿泊の方がいいです。片道1時間は意外とつらい。
宿に戻って夕飯を摂る。チェックイン時にレストランとショップの10%割引券をもらったので、せっかくならと思いレストランでスロバキア料理を食べることに。ワインセラー直営のホテルだったので、頼んだものに合うワインも教えていただき、いい夕飯でした。その後はショップでぶどうジュースを購入し、部屋で洗濯(手洗い)しながら飲んでいました。そんなこんなでウィーン観光の日は終わり。残すはミュンヘンまで移動して帰国するだけ(ベトナム経由)です。
次は帰国までを駆け足で。