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更新日 : 2025/09/10
Gemini活用(マクロ作成 ③修正編)
前回のマクロにさらに処理を追加してみます!
今回追加する処理
- 住所に「東京」が含まれるデータを検索し、Sheet2に出力する。
Geminiへの依頼と回答
今回は前回のGeminiとの会話の続きに次のように依頼文を送りました。
以下の処理も追加したいです。
・住所に東京が含まれるデータの行をSheet2に抽出する。
すると、Geminiから以下のようにコードが返ってきました!

実行結果
Geminiが回答してくれたコードで実行すると・・

Sheet2にはヘッダーのみが出力され、データの抽出はできていませんでした。
Geminiに結果を伝えて、もう一度コードを修正してもらいます。
Geminiへの再依頼と回答
今度は次のように依頼しました。
Sheet2にヘッダーが出力されましたが、データは出力されていません。
Sheet1とSheet2が現在添付画像のようになっています。
<Sheet1とSheet2のキャプチャを添付>
Geminiからは、原因の分析結果や修正箇所の説明、修正後のコードが返ってきました。

再実行とGeminiへの再依頼
修正されたコードを実行してみると、住所に「東京」と入っているデータの名前の値は抽出されました

が、住所と電話番号は空欄になっていました。
Geminiに再度修正を依頼します。
名前のみ抽出されました。B列とC列の情報が抽出されていません。
<Sheet2のキャプチャを添付>
以下のように回答されたので、この内容をコードに反映して、再実行してみます。

再再実行の結果
修正したコードを実行すると・・

Sheet2に正しくデータが抽出されました!
まとめ
今回は、作成編・処理追加編・修正編を通して、Geminiを活用したマクロの作成ができました。
簡単な処理であれば、Geminiを使わずに作成や修正をしたほうが早い場合もありますし、複雑な処理になると1度では上手く動かず、Geminiと何度もラリーをして修正をしていく必要も出てきます。
ですが、マクロの経験が浅い方でもコードが書けるようになるというのはとても便利だと思います!
今後もさらにGeminiを活用して業務に役立てていきたいです!