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作成日 : 2024/04/01
更新日 : 2024/04/16

ある1社員の休日 相馬野馬追編②

前回の記事はこちら

1日目

相馬野馬追

3日間行われる相馬野馬追。

初日は各郷からの出陣と、雲雀ヶ原での宵乗り競馬がメインとなります。出陣は午前なので、行くなら前泊をオススメします。

各郷は宇多郷(相馬)・北郷(鹿島)・中ノ郷(原ノ町)・ 小高郷(小高)・標葉郷の5つあり、前回は中ノ郷の出陣を見ました。中ノ郷は相馬太田神社で見たので、原ノ町駅から徒歩1時間くらいかかったと記憶しています(最寄りの磐城太田からだと徒歩30分くらい、ただし常磐線はいわき~原ノ町の本数がかなり少ないのがネック)。

ちょっと休憩

途中、南相馬史博物館に立ち寄って休憩してました。

さて今年はどこへ行こうかと前日の宿で思案。総大将の御出陣は交通の便はいい(相馬駅から徒歩アクセスが容易、周辺にヨークベニマルがあり物資調達も簡単)が人が多そうという理由で却下。

ふと「北郷なら混雑とか考えても比較的見やすいのでは」と考え、今回は北郷を見ることにしました。 小高郷は駅からアクセスは容易ですが、いかんせん常磐線のいわき~原ノ町間の本数が少ない。標葉郷は多分車必須になるでしょうし、見に行くのはなかなか難しそうです。

そんなこんなで朝食を済ませて常磐線で鹿島へ。仙台~原ノ町間は1時間に1本はあるので助かります。鹿島からは大体徒歩40分。雲一つない青空、コンクリートの強い照り返し。日陰なんてものはなく、途中休憩を入れながら1時間くらいかけて歩くことになりました。

目的地到着!

今回の目的地に到着し、機材準備。今回は出陣を直接見る(その場合は北郷陣屋で見ることになる)のではなく、総大将や宇多郷の騎馬武者が休憩する永田陣屋近くで見ることにしました。

永田陣屋と北郷陣屋の間を騎馬による伝令が行き来するシーンを見てみたかったためです。

この日は本当に暑く、カメラバッグにつけた空調(いわゆる「空調リュック」)をフル稼働、水分と塩飴を用意したのですがあっという間になくなりました。猛暑というよりも酷暑。人間でもしんどいこの状況、馬にとってもかなり過酷だったでしょう。

永田陣屋近くまで歩き、場所探し。少し撮ってから移動。暑さが非常にしんどいので、休憩場所として開放されていた漬物屋へ行きました。甲冑など相馬野馬追で使っていたものを保存している資料館も併設されていたので休憩がてら見学しました。

そうこうしているうちに総大将が永田陣屋へ到着。少しの休憩の後、北郷陣屋へ移動するのでこれを見送り、午前~昼にあった出陣は一通り見終わりました。

駅に戻る前にせっかくならとキムチを購入。かなり美味しかったので、今後もここに行く際は買いたいかなと思います。

あまりの暑さに…

午後からは雲雀ヶ原で宵乗り競馬、なのですが、暑さですでに体力がゼロになってしまったので、見物はパス。ここで見物していたら熱中症になっていたでしょう。

相馬で途中下車。知人にオススメされた鶏肉屋で唐揚げを買って、改めて宿のある新地へ帰り、初日の行程は終了です。

前回よりも暑さ対策を万全にしたものの、それでも足りないと判断したので、宿に戻ってから近くのドラッグストアへ飲み物含めて翌日の物資調達。その後宿の温泉と仮眠で体力を戻し、翌日に備えます。

次回へ続く