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作成日 : 2024/01/30
更新日 : 2024/01/30

Proxmox VEを使ってみる (1) – ハードウェア準備

技術検証などに使うProxmox VEを構築するためのハードウェアを準備する。 将来的には、複数のコンピュータで構成する可能性もあるが、 1つのコンピュータで構成する。

部品選定の指針

  • 検証用のため、ワークステーションやサーバ向けでない部品を利用
  • 安定稼働を目指した部品構成
  • 場所を取らない小さい筐体
  • CPU、メモリは最大スペックを使用

ハードウェア構成

構成要素利用部品備考
PCケース + 500W電源 + マザーボードDeskMeet B660 
メモリ 128GB (32GB x 4)SMD4-U128G88M-32AA-Q (SanMax)DDR4メモリ
CPU 24Core,32ThreadCore i9-13900 Core i9-14900が購入当時は存在しなかった
CPUクーラーNH-L9I-17XX (Noctua) 
NVME SSD 1TB (OS用)EXCERIA G2 (KIOXIA) 発熱を意識し、PCIe 3.0
SATA SSD 4TB (検証VMなど格納用)CT4000MX500SSD1JP (Crucial) 今回のために用意したものではない

ハードウェアの組み立て

組み立て方の詳細については、以下URLのDeskMeetのInstallation Guideを参照。

https://download.asrock.com/Manual/DeskMeet B660 Series.pdf 

利用部品

SATA SSD, 電源を取り付けする前

SATA SSD, 電源を取り付けした後

追加で以下のものを取付可能。

取付場所取付可能なもの
上側ケースファン、HDD、ビデオカードなど
左側SATA SSD
裏側M.2 SSD
その他Wifi kit, Addressable LED, USB HUB

横からの画像は以下の通り。

組み立て後の外観

[Optional] BIOSアップデート

元々入っているBIOSのバージョンが5.02だったため、 以下サイトを参考にバージョン11.01にアップデートを実施した。

https://www.asrock.com/nettop/Intel/DeskMeet B660 Series/index.jp.asp#BIOS 

第14世代CPUを利用するためには、必須。

[Optional] BIOS上のWOL (Wake On Lan) 設定

UEFIを起動し、[Advanced\ACPI Configuration]で、[I219 LAN Power On]をEnabledにする。